自閉症児と共に生きる

知的ハンディキャップのある自閉症児との味わい深い人生

2017-01-01から1年間の記事一覧

何をゴールとするか。保育園修了式

息子が半年間だけお世話になった保育園の修了お祝い会に行ってきた。 息子にとっては長時間座り続け、皆と行動しなくてはいけないストレスフルなイベント。正直、見ているこちらも何回か居たたまれない気持ちになった。 けれども、今の息子の実力値としては…

小学校へ体験入学

今日は4月から通う予定の小学校の支援学級体験入学の日だった。 これまで就学相談にたくさんのエネルギーと忍耐力を使ってきたが、就学先が決まってしまうと、拍子抜けするぐらいのレベル感で個別対応していただけている。 朝一番で校門のところで先生、教…

子どもの就学に悩む人へ、智恵と勇気をもらえる1冊

再び海津さんの本。これは、主に障害のある子どもの就学(小学校が中心)を考える時にぜひ一度は読んでもらいたい本だ。 発達に遅れのある子の親になる〈2〉特別支援教育の時代に 作者: 海津敦子 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2007/08 メディア: 単…

障害者差別解消法勉強会

親の会が主催する勉強会に参加してきた。テーマは「障害者差別解消法」について。 2016年4月から施行されている法律で、ざっくりとまとめてしまうと、障害のある方が合理的配慮を求めることができるようになるということ。 行政機関は義務、企業などの民間…

同じ仲間と語り合うこと

気持ちのメンテナンスの一環として、当事者のママさん達と定期的に話す機会を設けるようにしている。 とかく「自分だけが頑張っている」「大変なのは自分だけだ」と、内向きになりがちなので一緒に頑張っている仲間の存在を知るだけで救われる気持ちになれる…

1つのことを極めた人はいろいろと説得力がある

療育なんかいらない!: 発達障害キッズの子育ては、周りがあわせたほうがうまくいく (実用単行本) 作者: 佐藤典雅 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る この方、私は本当に面白いと思った! 自閉…

漢方薬でイライラが落ち着いている話

一時、息子が4歳ぐらいの頃、癇癪がひどくて、特に奇声が激しくて耳栓が手放せない時期があった。自分の思い通りにならないと大きな声を出してくる。 おまけに、その当時は一時期(3ヶ月ぐらい)保育園に行きたくないと大泣きしていて、ひどいと前日の夜から…

ヨガを再開(6年ぶり)してみて分かったこと

息子の就学問題に一旦の目途がついたので、自身の心にゆとりが生まれたのか、6年ぶりにヨガを再開してみた。 30歳を目の前に、大変大きな失恋をして心がしぼんでいた当時、アシュタンガヨガにハマっていたことがある。毎週荻窪にあるスタジオに足繁く通って…

親だって見通しが立たないと不安になる

発達に遅れのある子の親になる―子どもの「生きる力」を育むために 作者: 海津敦子 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2002/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 就学前の今年は、いつにもまして当事者が書いた経験談エッセイの類を読…

ハラハラドキドキの学校説明会

就学先の小学校へ入学前の説明会に行ってきた。 子どもも同伴ということで、甚だ不安だったのだが、要配慮の子は先生が個別に対応してくれ、安心した。 親は別室で説明を聞き、子どもは子ども達だけで別の教室へ行き、時間を過ごしていた。 我が家は念のため…

就学相談

就学相談とは、障害があったりその他就学を前に心配がある家庭へ向けて教育委員会との話し合いの場を持ち、子どもにとって最適な就学環境を考えていくための機会だ。 「親の意向を知る」「子どもの現状を把握する」「判定会」「教育委員会からのフィードバッ…

小学校が決まった

息子が通う小学校が決まった。 公立の特別支援学級へ進むことになったのだ。 地域の学校へ通うという、ごく当たり前なことが、当たり前に進まないのが障害児だ。 ここまで来るのに何か月かかったことか。何度心が折れそうになったことか。 何回泣いたことか…