自閉症児と共に生きる

知的ハンディキャップのある自閉症児との味わい深い人生

漢方薬でイライラが落ち着いている話

 

一時、息子が4歳ぐらいの頃、癇癪がひどくて、特に奇声が激しくて耳栓が手放せない時期があった。自分の思い通りにならないと大きな声を出してくる。

 

おまけに、その当時は一時期(3ヶ月ぐらい)保育園に行きたくないと大泣きしていて、ひどいと前日の夜から私の耳元で「行きたくない!」とずーっと大泣きされて、息子もかわいそうなのだけど、さすがに私も気が狂いそうになり、耳栓をしていたのだ。

※結局不登園問題の原因ははっきりしないけれど、保育園の園舎が変わったのと、担任の先生が優しくて若い先生に代わったらおさまった…。

 

その当時の私は、朝が来るのが憂鬱で仕方なくて、ほとほと疲れていたので、義姉が見かねて漢方医を紹介してくれた。そこで処方されたのが「抑肝散」という漢方で、息子と一緒に一時期飲んでいた。

 

ちなみに、中国では抑肝散は母子共に飲むのが一般的だそうだ。理由は、子どもが感情的になったりイライラするのは、母親の影響によると考えられているからとのこと(汗)→すみませんすみません。

 

漢方ってほんとに飲みにくいので、息子にはメープルシロップ少々を混ぜて飲ませていた。私はお湯で煎じて飲んでいた。

 

漢方の効き目はとてもマイルドなので、翌朝起きて「穏やかに生まれ変わった私!」となることはないのだけど、「あ、そういえばイライラしてない」みたいな日が徐々に増えていったという感じ。

 

息子は5歳の間頑張って飲んでいたけれど、6歳になった4月から「もういらない」と言いだし、以来、私だけが飲んでいる。

 

生理前の気持ちの落ち込みやイライラが年々ひどくなっているので、最近では「キュウキチョウケツイン」という種類の漢方薬も飲んでいる。

ヨガといい、漢方薬といい、私にはホリスティックなアプローチが合っているようです。もう少しこの分野への理解を深めたいと思っているのだけど、結構漢字が難しくて…なので、易しく解説されているサイトとかを参照しています。

www.mkampo.net