自閉症児と共に生きる

知的ハンディキャップのある自閉症児との味わい深い人生

【夏休みの宿題対策】絵日記のサポート我が家の場合

私は絵心がない。昔から絵を書くのが苦手で、図工の時間、写生の時間が苦痛で仕方なかった。だから、息子の夏休みの宿題で絵日記が出てきた時は、本当に目が白目になった。息子はひらがなも満足に書けないし、絵だって殴り書きから脱していない状態。

 

そんな子にどうして絵日記なんて書かせるんだろう。目的が分からないけれど、まぁ仕方ない。一応支援級の先生に相談すると、「お母さんが絵を書いてそれに色を塗るでもいいです。文章は本人に聞き取りして、それをお母さんが代筆してください」と言うので、今年はとりあえずその通りにやってみることにした。

 

ただ、冒頭にも言った通り私は絵が大嫌いだ。写真をそのまま貼付けようかなと思っていた矢先、ネットサーフィンをしている時に、パイロットから「写真を塗り絵にできるWebアプリ」なるものがあったのを見つけたので、これを使うことにした。

 

数枚写真をアップロードすると、輪郭だけ残って塗り絵ができるようになっている。

学校指定の絵日記フォーマットに沿って縮小コピーし、絵の部分に貼付けた。

息子と会話をしながら、塗り絵をしたら、意外と彼も気持ちが乗ったのか、頑張って色を塗ってくれた。

あとは会話をしながら、息子に「おいしかった?おいしくない?」とかイエス・ノーで応えられる質問を投げかけながら、本文に代筆していった。

他のお子さんの子どもの絵に比べると、「元々は写真」なので、若干違和感はあるけれど、息子なりの絵日記は完成した。息子との共同作業、合作が終わって少しホッとしている。