自閉症児と共に生きる

知的ハンディキャップのある自閉症児との味わい深い人生

アレルギー性鼻炎と判明

日曜日の夜から息子が鼻の詰まりがキツそうで、寝られないと泣いて愚図って夜中まで大変だったので、翌日耳鼻科へ行ったら、あっさりと「通年性のアレルギー性鼻炎です」と言われました。ちーん。

 

夫はアレルギーというか、ハウスダストにも弱く、寝具も頻繁に変えないとダメな神経質なタイプ。私は特にアレルギー体質はなく、至って健康体なので、息子のアレルギー体質は夫から受け継いだものと思われます…。

 

ということで、夫に「空気清浄機の導入と寝具の配慮が必要かもしれない」とメッセンジャーで伝えると、ラジャー!と即ビックカメラへ行って、空気清浄機を購入してくれました。さすがはアレルギー体質当事者だけに、こういう時の初動の早さには感心です。

ということで、息子は2週間ほど朝と晩の抗生物質点鼻薬を続けることになりました。昨晩は鼻詰まりで息苦しそうに寝ていたのが、比較的静かな寝息をたてているのでホッと一安心というところです。

 

ヤクルトを毎朝飲ませているだけでは体内の免疫物質が足りないのかな。

アレルギーの食事療法とかあれば知りたいです。

 

息子は、自閉症児の割には食べ物へのこだわりとかはさほどなく、何でも食べてくれるのですが、特に免疫系を高める食材をこれから調べつつ、ちょっと食事面でも配慮してあげないとなと思っています。

 

しかし、息子は昔は病院へ行くと大変な「祭り」を起こしていました。

行きたくないと大きな声を出し、手足をバタバタさせつつ、全身で抵抗を示していたものです。今回も夜中に「耳鼻科行こうか」と言ったら、嫌だとかなり抵抗しましたが、それでも翌日になったら「お医者様行くの?」と確認してきました。

 

お医者様の苦手克服方法(我が家の場合でいうと)は、暴れても本人に納得してもらうまで譲らないということです…。そして行けたら「良かったね、病院行ったほうが元気になるよね、楽だよね」というのを言葉にしながら、病院へ行けたことを強化し、嫌なことや苦手なことをを克服できたと本人に味わってもらうしかない。。

我が家も数年かけてやっとここまで到達したので、ある日突然病院行くのが大丈夫になるとか、そういうウルトラCはやっぱりないんだなというのを実感しています。

 

絶対にやってはいけないなと思うのが「だまして」連れていくこと。

かつてやったことがありましたが、余計にショックが大きかったようで、しばらくどんなことに対しても警戒していたぐらいです。

 

自閉症の子どもだからこそ、だましたりごまかしたりせず、真正面から真摯に向き合うこと。時間はかかってもいつかは本人の成長とともに、嫌でも我慢するというフェーズになると信じて働きかけを諦めないこと。

 

悩んでいる時ほど秘策が欲しくなりますが、そう都合よく現れるわけではないんですよね…。それも息子が教えてくれたことのひとつです。