自閉症児と共に生きる

知的ハンディキャップのある自閉症児との味わい深い人生

最近の悩みごとその①

息子(3歳)は、まだ言葉が話せません。片言で、パパ、ママ、じじ、

ねね、でんしゃなどが発信のメイン。二語文はまだまだという感じ。

療育へ通い始めて2ヵ月が経ち、ママ友達ともだいぶ打ち解けています。

あるママさんは、私の息子と同じ言葉の課題を抱える息子さんがいました。

小学生になるのに片言だそうで、別の区にある言語療法のクリニックに

通っているのだそう。

彼女の話を聞いていて、そう遠くはない息子の未来と重なってしまい、

みるみる気持ちが不安定になっていくのが分かりました。

息子とその子は抱えている課題も違うし、性格も何も全く違うケースの

はずだけれど、息子も小学生になっても片言しか話せないかもしれない…。

そう思ったら、今の療育も本当に中長期で結果が出るのか…。

私が在宅までして取り組んでいることは意味がないのではないか…。

そんな風に不安のループにはまってしまいました。

普段は前向きだけれど、こんな風に何かほんのちょっとの出来事で

あっという間に足下がぐらついてしまう。

自分の胆力のなさが情けなく感じます。

まだまだ未熟だということ(認めたくないけど)。

そんな私とは裏腹に、息子は着実に成長しています。

最近、息子の中にもいろんな気持ちが出てきてるようで、

ただ言葉では表現ができないから、「きーっ」と奇声を発するように

なってしまいました。先生に相談すると、これは成長の一段階だそうで、

決して問題行動ではないそう。そういう時はなるべく息子の気持ちを

受け止めるよう「○○だったんだー」とか、そういったリアクションを

してあげてくださいとアドバイスを頂きました。

言うは易しとは思うけれど、なるべく先生のアドバイスを取り入れて

私も胆力を鍛えないとな、と思うこのごろです。